配信の設定でやらかすと、地味に痛いミスがあります。
夜中の1時にLINEを送ってしまう、というやつです。
こんにちは、LINEマーケターの花果(かか)です。私も何度かやってしまって、「うわー、ごめんなさい」と思ったことがあります。
今回はシナリオの設計と配信タイミングの話です。設定画面の落とし穴と、テスト配信のやり方まで書きますね。
シナリオ配信とステップメールの違い
似ているようで、起点が違います。
| 起点 | イメージ | |
|---|---|---|
| ステップメール | 登録したこと | メルマガに登録した人全員に、1日目・2日目…と流れる |
| シナリオ配信 | 登録や行動 | リンクをタップした人に、その話題のフォローが流れる |
例えば、あるツールの使い方をnoteに書いたとします。記事の中に「もっと詳しく知りたい人はこちら」というリンクを置いておく。そのリンクをタップした人にだけ、そのツールの詳しい解説が順番に流れていく。これがシナリオ配信の使い方です。
「このテーマに興味がある」と行動で示してくれた人に、その話題を深掘りして届けられる。ここが強みです。
なぜ自動化するのか
理由はシンプルで、興味を持ってもらった熱があるうちに届けられるからです。
手作業で送っていると、どうしても遅れます。私も放置しがちで、忘れた頃に送って反応が薄い、ということがありました。
興味を持った直後に情報が届けば、読んでもらえる確率は上がります。後ろに商品がある場合、購買意欲が高いタイミングで案内できるので、結果も変わってきます。
設計を先に書き出してから触る
これは実務でやっているコツです。
UTAGEを触る前に、シナリオを全部スプレッドシートに書き出しておきます。
- 何を達成したいか
- 誰に届けたいか
- どんな順番で、何を話すか
- 何日目の何時に配信するか
ここまで決めてから設定画面を開きます。そうすると、UTAGEでやることは枠にはめるだけになります。
画面を見ながら内容を考えようとすると、迷って時間が溶けます。設計と作業は分けたほうが、結果的にずっと早く終わります。
そして配信したあとは、タップ率や購入率を見て回していく。ここまでがセットです。
LINEメッセージを作るときのポイント
ステップ配信でLINEメッセージを追加すると、いくつか設定項目が出てきます。
ボタンとカルーセル
カルーセルは、パネルが2つ以上あるときに横並びで表示される形式です。1つしかない場合は通常のパネルになります。
画像を入れてボタンを設置する場合、ボタンには必ず動作を設定してください。
タップ回数の制限
ボタンには回数制限をかけられます。
診断コンテンツのように「1人1回だけ」にしたいものは、1回に制限します。制限した場合、2回目以降は「すでにボタンを押されています」という表示を出すこともできます。
何度でも押してほしいものなら、制限しなくて構いません。
通知欄のテキストが地味に効く
LINEで画像やボタンを送ると、スマホの通知欄に表示されるテキストを別途設定できます。
ここ、意外と重要です。通知欄に出るのはこのテキストなので、開きたくなる一文を入れておくと開封率が変わります。「スマートフォンからご覧ください」みたいな事務的な文言だけで済ませるのはもったいないところです。
⚠ 配信タイミングの指定ミスに注意
ここが今回の一番の注意点です。
配信タイミングは「送信日の◯日後の◯時◯分」という形で指定します。
このとき、「◯時間後」の欄と「◯時◯分」の欄を取り違えると、意図しない時刻に飛びます。
例えば「1日後の朝8時に送りたい」つもりで時間の欄を間違えると、夜中の1時に配信されてしまうということが起きます。深夜にLINEが鳴るのは、受け取る側からするとかなり迷惑ですよね。
保存する前に、「何日後」「何時」「何分」を声に出して確認するくらいでちょうどいいと思います。私はこれで何度かやらかしています。
なお、本文のテキストが入っていないと保存できません(必須項目のため)。
配信タイミングのセオリー
どの時間に送ればいいか。目安を書いておきます。
登録直後は必ず入れる
これは絶対です。 登録してくれた直後に何も返ってこないのは、いちばん機会を逃します。
診断コンテンツなどの場合は、まだ診断していない人に10分後あたりでリマインドを送るのも効果的です。
そのあとの流れ
- 10分後 〜 数時間後
- 1日後、2日後
- ボタンをタップしてくれた人には、必ず何かを配信する(反応してくれた人を放置しない)
時間帯の目安
開封されやすいのはこのあたりです。
- 夜8時ごろ … 一番多い
- 朝7〜8時ごろ … 意外と見られている
- 昼休み … 12時前後
ただし、これはあくまで一般論です。自分のお客様が活動している時間帯に合わせるのが正解なので、決めつけないでください。
時間をずらしてデータを取る
おすすめなのは、わざと時間をずらして計測するやり方です。
1日目は夜8時、2日目は朝7時、3日目は昼12時、というように配信時刻を変えてみて、どこが一番タップされるかをデータで見る。そうすると自分の読者の生活リズムが見えてきます。
テスト配信のやり方
作ったら、必ずテストしてください。手順はこうです。
- 読者一覧(またはLINEの友だち詳細)から自分を探す
- 「テスト対象にする」を選ぶ
- ステップ配信の画面で、テスト送信を実行する
これで自分に配信が届きます。
送るだけで終わらせない
テストで確認してほしいのは、届いたかどうかだけではありません。
ボタンを設置した場合は、そのボタンが実際に反応するかまで確認してください。
リンク先が間違っている、ボタンを押しても何も起きない、というのは本番で発覚すると目も当てられません。自分で押してみるところまでがテストです。
おわりに
今回のポイントをまとめます。
- シナリオ配信は行動が起点。興味を示した人に深掘りを届ける
- 設計は先にスプレッドシートで書き出す。UTAGEでは枠にはめるだけにする
- 配信時刻の指定ミスに注意。夜中に送る事故が起きる
- 登録直後は必ず配信。時間帯はずらして計測する
- テストは自分をテスト対象にして、ボタンの動作まで確認する
次回からはファネル機能に入ります。登録ページや販売ページを作っていくパートです。
📚 このシリーズの目次はこちら → 【保存版】UTAGEマニュアル|初期設定から販売・会員サイトまで全21記事で解説
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