こんにちは、LINEマーケターの花果(かか)です。
UTAGEの構築を手伝っていると、作業そのものより前に止まることがあります。ログインです。「パスワードは合っているはずなのに入れない」「スタッフさんに入ってもらいたいけど、自分のパスワードを教えていいのか分からない」。この2つの相談は、設定の質問と同じくらい届きます。
原因をたどると、ほとんどは「ログインページが1つではない」ことに行き着きます。UTAGEには、契約者本人が入る入口と、スタッフ(オペレーター)が入る入口と、購入者が入る会員サイトの入口が別々にあります。ここを知っているだけで、ログインまわりのつまずきはかなり減ります。
この記事では、UTAGEのログイン方法を入口ごとに整理し、ログインできないときに確認する順番と、スタッフや外注さんに入ってもらうためのオペレーター設定までまとめます。
UTAGEのログインページは入口が3つある
最初に全体像です。UTAGEで「ログイン」と言ったとき、どの画面を指しているかで入口が変わります。
| 誰が入るか | 入口 | ポイント |
|---|---|---|
| 契約者本人(管理者) | https://utage-system.com/login | 申し込んだメールアドレスとパスワードで入る |
| スタッフ・外注さん(オペレーター) | オペレーター専用のログインURL | URLは契約ごとに違う。管理者のページからは入れない |
| 購入者・受講生 | 会員サイトごとのログインページ | 管理画面とは別。ログイン情報はメールで届く |
「UTAGE ログイン」で検索すると、この3種類のページが混ざって表示されます。検索結果の一番上をなんとなくクリックして、自分とは違う入口に打ち込んでいる、というのが一番多いパターンです。
もうひとつ、紹介パートナー向けの「パートナーサイト」にも別のログインページがあります。アフィリエイト(紹介)をしていない方は触らなくて大丈夫です。
管理者(契約者本人)のログイン方法
契約者本人は、公式のログインページ(utage-system.com/login)から、申し込み時に登録したメールアドレスとパスワードで入ります。
ログインできたら、そのページをブラウザのブックマークに入れておいてください。毎回検索から入ると、先ほどの「違う入口」問題が起きやすくなります。
初めてアカウントを作るところから確認したい方は、【UTAGE入門①】アカウント作成と初期設定に手順を書いています。動画で流れを見たい方は、私のYouTubeチャンネルでも同じ範囲を解説しています。
独自ドメインを設定している場合
UTAGEに独自ドメインを設定している場合は、ログインURLの「utage-system.com」の部分を自分のドメインに置き換えた形でもログインできます。独自ドメインの設定そのものはUTAGEの独自ドメイン設定の記事で解説しています。
ここで混乱しやすいのが、スタッフさんへの共有です。独自ドメイン側のURLを伝えるのか、utage-system.com側を伝えるのか、チーム内でどちらかに揃えておくと問い合わせが減ります。
UTAGEにログインできないときに確認する順番
ここからが本題です。UTAGEの公式マニュアルに載っている原因を、私が実際に確認する順番に並べ直しました。上から順に見ていくと、たいてい途中で見つかります。
1. 入口が合っているか(いちばん多い)
オペレーターとして発行されたアカウントを、管理者用のログインページに打ち込んでいるケースです。逆もあります。
このとき「メールアドレスに一致するユーザーは存在していません」と表示されることがあります。パスワードが違うのではなく、そもそも入口が違う、というサインです。アドレスバーのURLを見て、自分のアカウントの種類と合っているかを確認してください。
2. 同じブラウザで別のアカウントにログインしたままになっていないか
UTAGEは、セキュリティ上の理由で、同じ端末・同じブラウザで複数のアカウントに同時にログインできません。
構築代行をしているとよく引っかかるのがここです。自分のUTAGEに入ったまま、クライアントさんから発行してもらったオペレーターアカウントに入ろうとすると弾かれます。
対処は2つあります。
- いま入っているアカウントからログアウトし、ブラウザを一度閉じてから入り直す
- ブラウザのシークレットモード(プライベートウィンドウ)で開く
複数のアカウントを行き来する方は、ブラウザ自体を分けてしまうのもラクです。Chromeならプロフィールを案件ごとに分けておくと、切り替えのたびにログアウトしなくて済みます。
3. メールアドレスとパスワードが合っているか
UTAGEは、契約アカウント・オペレーター・パートナーサイトなど、サイトごとに別のパスワードが発行されます。ある画面のパスワードを、別の画面に打ち込んでいることがあります。
申し込み直後の自動返信メールにログイン情報が載っているので、まずそこを確認します。見つからなければ、各ログインページの「パスワードをお忘れですか?」から再設定できます。オペレーターの場合も、オペレーター用のログインページから再設定します。
4. アカウントが削除・解約されていないか
オペレーターアカウントは、契約者が削除するとログインできなくなります。外注さん側からは状況が見えないので、発行してくれた契約者に確認するしかありません。
契約そのものが解約されている、または支払いが止まっている場合もログインできません。このケースは「メールアドレスとパスワードの組み合わせに対応するログイン情報が登録されていません」と表示されることがあります。カードの有効期限切れで決済が止まっていた、ということもあるので、心当たりがあれば契約者の方で支払い状況を見てください。
5. オペレーターの権限が全部「利用不可」になっていないか
オペレーターでログインした直後に「403|権限がないためこの操作を行うことができません」と出る場合は、権限設定を疑います。すべての機能が利用不可になっていると、この表示になります。契約者側で、少なくとも1つの機能を「利用可」に変えてもらえば入れるようになります。
ここまで確認しても解決しないときは、UTAGEのサポートへの問い合わせを検討してください。問い合わせるときに「どのURLから」「どのアカウントで」「どんなエラー文が出たか」を添えると、やり取りが1往復で済みやすいです。
スタッフや外注さんに入ってもらうならオペレーター機能を使う
「アシスタントさんに配信作業をお願いしたい」「構築代行さんに入ってもらいたい」というとき、自分のメールアドレスとパスワードを渡すのはおすすめしません。
契約者アカウントには決済連携や売上の情報も入っています。パスワードを共有すると、誰がどの操作をしたのか後から追えませんし、お願いが終わったあとに止める方法がパスワード変更しかなくなります。
UTAGEにはオペレーター機能があり、人ごとにアカウントを発行して、触れる範囲を絞ることができます。
オペレーターの追加手順
- 契約アカウントでログインする
- 画面右上のアカウント名をクリックし、「オペレーター管理」を開く
- 「+追加」をクリックする
- 名前・メールアドレス・パスワードを入力する
- 権限を設定して保存する
発行したら、オペレーター専用のログインURLと、メールアドレス・パスワードを本人に伝えます。オペレーターの人は管理者用のページからは入れないので、URLを一緒に伝えるのを忘れないでください。ここが抜けると、先ほどの「入口が違う」問題がそのまま起きます。
同じメールアドレスで複数のオペレーターを作ると不具合の原因になると公式マニュアルに書かれています。1人1アドレスで作ってください。
権限は「その人の作業に必要な分だけ」にする
オペレーターの権限は、機能ごとに利用可・利用不可を切り替えられます。設定できる主な項目はこちらです。
| 権限の項目 | どんな作業に関わるか |
|---|---|
| ファネル | LP・登録ページの作成や編集 |
| メール・LINE配信 | シナリオ、配信、読者の管理 |
| 会員サイト | コースやレッスンの作成 |
| イベント | セミナーや個別相談の予約管理 |
| 売上・決済連携設定 | 売上の確認、Stripe等の決済設定 |
| オペレーター管理 | 他のオペレーターの追加や編集 |
| API設定 | 外部ツールとの連携 |
配信だけお願いするなら「メール・LINE配信」だけを利用可にする、という考え方です。売上・決済連携設定やオペレーター管理は、よほど信頼して任せる相手でない限り、利用不可のままにしています。
API設定には注意が要ります。公式マニュアルでも、API権限を渡すと他の権限設定を回避できてしまうため、付与する相手は最小限にするよう書かれています。外部連携の作業を頼むときだけ一時的に渡して、終わったら戻すくらいの運用が安心です。
なお、登録できるオペレーターの人数は契約プランによって上限がある場合があります。人数が増えてきたら、管理画面で追加できる状態かを確認してください。
お願いが終わったら削除か権限を外す
オペレーターは、作業が終わったあとにそのまま残りがちです。外注さんとの契約が終わったら、アカウントを削除するか、権限をすべて外しておきましょう。構築を受ける側の立場からも、終わったタイミングで「アカウントは削除してもらって大丈夫です」と一言添えるようにしています。そのほうが契約者さんも片付けを切り出しやすいからです。
よくある質問
Q. スマホからログインできますか?
ブラウザからログインページを開けば、スマホからも入れます。ただ、ファネルの編集やメール本文の作成は画面が狭いと作業しにくいので、スマホは配信状況の確認くらいに使うのが現実的だと思います。
Q. 購入者から「会員サイトにログインできない」と言われました
管理画面のログインとは別の話です。会員サイトのログイン情報は購入時にメールで届くため、メールが迷惑メールフォルダに入っていないか、登録アドレスの打ち間違いがないかをまず確認してもらいます。会員サイトまわりの記事はUTAGEマニュアルのSTEP7からたどれます。
Q. 1つのアカウントを家族や共同経営者と一緒に使ってもいいですか?
同じブラウザで同時にログインできない仕様なので、1つのアカウントを共有すると不便です。操作の履歴を分けるためにも、オペレーターを発行して使い分けるほうが後々ラクです。
おわりに
UTAGEのログインでつまずいたら、パスワードを疑う前に「いまどの入口に打ち込んでいるか」を見てみてください。それだけで解決することが本当に多いです。
スタッフさんや外注さんと一緒に使うなら、パスワードを渡すのではなくオペレーターを発行する。最初にこの形にしておくと、人が増えたときも慌てずに済みます。
UTAGEを一から順番に組んでいきたい方は、UTAGEマニュアル(全21記事)にまとめています。詰まったところから拾い読みしてもらえたらうれしいです。
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