シナリオでメッセージを送れるようになったら、次は情報を集める番です。
こんにちは、LINEマーケターの花果(かか)です。
今回は、シナリオに登録してくれた人の情報をスプレッドシートに自動で記録したり、アンケートを取ったりする方法を書きます。
最後に、アンケートのテストで必ずつまずくポイントについても書くので、そこまで読んでもらえたら嬉しいです。
アクションとは
シナリオにはアクションを追加できます。
アクションというのは、「〇〇されたときに、自動で△△する」という処理のことです。例えば、
- シナリオに登録された直後に、スプレッドシートへ記録する
- アンケートに回答した人に、ラベルを付ける
- 申し込みがあったら、自分のチャットに通知する
こういったことを自動化できます。手作業でやっていた集計や確認が、勝手に回るようになります。
スプレッドシート連携で登録者を記録する
私がよくやるのは、シナリオ登録直後にスプレッドシートへ記録する設定です。
何のために使うのか
主な用途は集計です。
「このシナリオに何人入ってきたか」「どの時期に伸びたか」を見たいとき、スプレッドシートに溜まっていると扱いやすくなります。LINEの登録者数の推移を、自分で自由に集計できる形にしておくイメージですね。
設定の流れ
- 記録先にしたいスプレッドシートを用意する
- スプレッドシートのURLをコピーする
- UTAGEのアクション設定で「スプレッドシートと連携」を選ぶ
- Googleアカウント連携を行う(初回のみ。すでに連携済みならその設定を使えます)
- シート名(例:
シート1)を指定して、記録したい値を割り当てる
記録する値としてよく使うのはこのあたりです。
| 値 | 用途 |
|---|---|
| LINEネーム | 誰が登録したか |
| アクション実行日時 | いつ登録されたか。集計の軸になる |
日時が入っていると「今月は何人」という集計がすぐできるので、入れておくのがおすすめです。
なお、スプレッドシート連携そのものについては、設定手順とつまずきポイントを別記事で詳しくまとめています。実際に組むときはこちらも参照してください。
シナリオ内アンケート
シナリオの中にアンケートフォームを作ることができます。
セミナー申し込みの前に質問を取る、興味のある分野を聞く、といった使い方ができます。
項目を作るときの注意
アンケートの項目は、必要なものを追加していきます。名前、メールアドレス、自由記述など。
ここで1つ気をつけてほしいのが、入力形式の設定です。
「テキスト(文字だけ)」に限定してしまうと、入力がはねられて先に進めないということが起きます。回答者からすると「入力できないんだけど」となってしまうので、入力形式はあまり厳しく縛らないほうが親切です。
項目設定でタイトルを書く
項目設定の欄には、そのアンケートが何のためのものかを書いておきましょう。
例えば「〇〇イベントの参加前アンケートです」のように。回答する人が何のフォームか分かるようにしておくと、回答率も変わってきます。
公開期間
アンケートには期間限定の設定もできます。
「申し込みは〇日まで」「商品の発送手続きは〇日締切」といったケースでは便利です。ただ、基本は「公開」のままで問題ありません。 締切を設けたいときだけ使う、という理解で大丈夫です。
なお、デザインを調整したい場合はJavaScriptで軽く編集することもできます。ここはこだわりたい人だけで構いません。
回答後に何をするか
アンケートに答えてもらったあと、自動で処理を走らせることができます。よく使うのはこの3つです。
1. ラベルを付ける
回答した人に「アンケート回答済み」というラベルを付けておきます。
新規ラベルもその場で作れます。ラベルが付いていると、あとから「回答してくれた人にだけ配信する」といった絞り込みができるようになります。
2. サンクスページに飛ばす
回答後の遷移先を指定できます。
- ファネル内に作ったサンクスページ
- WordPressなど、外部のページ
飛ばさない場合は「ご回答ありがとうございました」といったメッセージを表示するだけでもOKです。デフォルトのサンクス画面も用意されているので、こだわりがなければそのままで大丈夫です。
3. チャットに通知する
これ、地味ですがかなり便利です。
Chatwork・Slack・Discord に、Webhookを使って通知を飛ばせます。
スプレッドシートに書き出しているだけだと、申し込みが入ったことに気づけないんですよね。普段使っているチャットに飛ばしておけば、リアルタイムで分かります。私はChatworkのマイチャットに送るようにしています。
⚠ アンケートのテストで必ずつまずくところ
ここ、知らないと確実に詰まります。
自分がそのシナリオに登録されていない状態でアンケートを開くと、エラー画面になります。
アンケートフォームは「そのシナリオの読者」に向けて表示されるものなので、登録されていない状態ではフォーム自体が開けません。
「作ったのにエラーになる。壊れてる?」と思ってしまうところですが、仕様です。
テストするには自分を登録する
なので、テストする前に自分をそのシナリオに登録してください。
そのために使うのが登録経路です。
登録経路というのは、「どこから登録してきたか」を分けて管理する仕組みです。YouTubeから、noteから、というように流入元ごとに作れます。
テスト用に登録経路を1つ作って、そのURLを自分が受け取れる場所(私はChatworkのマイチャットに送っています)に飛ばして、自分でそこから登録する。これで自分がシナリオの読者になるので、アンケートフォームが開けるようになります。
少し手間ですが、テストせずに公開するほうが怖いので、この工程は入れておきましょう。
おわりに
今回のポイントをまとめます。
- スプレッドシート連携で登録者を自動記録。日時も入れておくと集計がラク
- アンケートの入力形式は縛りすぎない。回答できなくなる
- 回答後はラベル付け・サンクスページ・チャット通知を設定しておく
- テストの前に自分をシナリオに登録する。しないとフォームがエラーになる
次回からはファネル機能に入っていきます。登録ページや販売ページを作るパートです。
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