こんにちは、まこです。
「UTAGE」は、ステップメールやメルマガ配信、会員サイト構築など、オンラインビジネスに必要な機能が詰まった非常に便利なツールですよね。特に、自動で顧客フォローができるメール配信機能は、多くの方が活用したいと考えているのではないでしょうか。
しかし、とても便利な機能だからこそ、使い方には少し注意が必要です。設定や使い方を間違えると、「一生懸命書いたメールが届かない」「迷惑メールフォルダに入ってしまう」なんてことになりかねません。
そこで今回は、UTAGEのメール配信機能を安心して、かつ効果的に使うために、必ず知っておきたい注意点、特にスパム判定を防ぐためのポイントについて詳しく解説します。これからUTAGEを使い始める方、メールリストの移行を考えている方は必見です!
LINEとメール、SMS,LPなどのオールインワンのシステムです。LINE構築やLINE配信するなら契約しておくのがかなりオススメです。
1. UTAGEのメール送信は自動調整!知っておきたい基本ルール
まず基本的なこととして、UTAGEのメール送信の仕組みを理解しておきましょう。
UTAGEには、「1分間に〇通まで」といったユーザー側で設定する送信数制限はありません。その代わりに、システムが自動的にメールの送信レート(速度)を調整しており、送信スピードに関してはUTAGE側で自動設定しており1配信あたり100件/分近くベースで スパムと判断されて不達にならないようなペースで自動調整して配信されるそうです。

(UTAGEの実際の画面↑)送信レートは見当たらず。

↑myspはあるんだよね・・・・
これは、スパム判定(迷惑メール判定)を防ぐための大切な仕組みです。一度に大量のメールを送信すると、Gmailや携帯キャリアなどの受信側サーバーから「迷惑メール業者かもしれない」と警戒され、メールが届きにくくなったり、最悪の場合、UTAGEのサーバー全体の評価が下がってしまったりする可能性があります。
そのため、UTAGEでは、特に配信数が多い場合、一斉に全てのメールが送信されるわけではなく、時間をかけて順次配信されるようになっています。すぐに全員に届かないことにもどかしさを感じるかもしれませんが、これはメールを確実に届け、長期的に安定してメール配信を行うための重要な仕様なのです。
2. 【最重要】他システムからの移行時!スパム判定リスクと回避策
UTAGEの利用を開始する際、他のメルマガスタンドや自社システムからメールアドレスリストを移行(インポート)するケースは多いでしょう。この移行時に、特に注意が必要です。
なぜリスクがあるのか?
CSVファイルなどを使って、一度に大量のメールアドレスをUTAGEに登録し、すぐにステップメールなどを配信開始するのは非常に危険です。理由は主に以下の2つです。
- 送信元サーバーが変わるため: それまで使っていたシステムとUTAGEでは、メールを送信するサーバーが異なります。受信側から見ると、突然「新しいサーバー」からメールが送られてくることになるため、警戒されやすくなります。
- 急激な送信アクティビティ: 大量のアドレスを登録した直後にメールを送信すると、短期間に多くのメールを送ることになり、「スパム的な活動」と見なされ、迷惑メール判定を受ける可能性が格段に高まります。
スパム判定されるとどうなる?
一度スパム判定を受けてしまうと、その後のメールが迷惑メールフォルダに振り分けられたり、ブロックされたりして、届けたい読者に情報が届かなくなってしまいます。これは、メールマーケティングにおいて致命的な問題です。
推奨される回避策:「段階的インポート」
このリスクを回避するために、UTAGEではメールアドレスリストを少しずつ、段階的にインポートしていくことを強く推奨しています。焦らず、徐々に送信実績を積み重ねて、送信サーバーの信頼性を高めていくイメージです。
UTAGEが推奨している具体的な手順例は以下の通りです。
- 1日目: 100件インポートして送信
- 2日目: 残りのリストのうち100~300件インポートして送信
- 3日目: 残りのリストのうち100~500件インポートして送信
- 4日目: 残りのリストのうち100~800件インポートして送信
- 5日目: 残りのリストのうち100~1000件インポートして送信
- 6日目: 残りのリストのうち100~1300件インポートして送信
- 7日目: 残りのリストのうち100~1600件インポートして送信
- 8日目: 残りのリストのうち100~1900件インポートして送信
(以降も同様に徐々に増やす)
これはあくまで一例ですが、このように数日間に分けて、少しずつ登録・送信件数を増やしていくことが、スパム判定を防ぐ上で非常に重要です。「急がば回れ」の精神で、慎重に進めましょう。
リストの具体的なインポート方法については、以下の公式マニュアルも参考にしてください。
▼シナリオ読者の追加(個別追加/CSV一括追加)
UTAGEマニュアルはこちらから
3. 始める前に必ず確認!メール配信設定の準備と運用上の注意
UTAGEでメール配信をスムーズに行うためには、段階的なリストインポート以外にも、事前に確認・設定しておくべきことや、運用上の注意点があります。
例えば、特定電子メール法(特電法)を遵守した配信設定(オプトインの取得、配信停止方法の明記など)は必須です。また、より到達率を高めるためには、独自ドメインでのメール送信設定なども推奨されます。
これらの重要な準備事項や注意点については、以下の公式マニュアルに詳しくまとめられています。UTAGEでメール配信機能を利用する方は、必ず事前に一読するようにしてください。
▼【重要】メール配信機能ご利用前に必ずお読みください
UTAGEマニュアルはこちらから
このマニュアルを確認し、必要な準備を整えることで、トラブルを未然に防ぎ、安心してメール配信を行うことができます。
4. まとめ:注意点を守ってUTAGEのメール配信効果を最大化しよう
今回は、UTAGEのメール配信機能を利用する上での注意点、特にスパム判定リスクとその回避策について解説しました。
- UTAGEのメール送信は、スパム判定を防ぐために自動でレート調整される。
- 他システムから移行する際は、一度に大量のリストを登録せず、「段階的インポート」を必ず行う。
- メール配信開始前に、必要な準備や設定について公式マニュアルを必ず確認する。
これらのポイントを守ることで、UTAGEの強力なメール配信機能を安全かつ効果的に活用し、読者との良好な関係構築やビジネスの成果につなげることができます。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考に、焦らず着実に設定・運用を進めてくださいね。応援しています!
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